2014年 02月 26日
庭の水はけ対策(2)雨水枡の設置~透水管の埋設
今回は透水管の設置、および擁壁からの雨水を敷地外に排出する塩ビ製の雨水管を設置し、雨水枡に接続した。
雨水透水管は敷地の一番低い一辺に設置することにした。
黒いパイプが透水管(直径10cm)、塩ビ製雨水管(直径5cm)、雨水枡3個と継手、コーナー用のエルボー、防水リップ。
ネトロンパイプEPタイプ(EP-100/大日本プラスチック)は片スリーブ継手で簡易接続できる。
掘り過ぎて埋め戻すと水が綺麗に流れないので、水糸を基準に排出方向に傾斜をつけて掘り進める。
写真上部左側は溝掘りで出た土砂の山。
コンクリート製雨水枡の横壁にディスクグラインダーで慎重に穴を開け、パイプとの隙間はモルタルで埋める。
向かって右側は排水口に直接パイプを接続、真中は排水口の前に雨水枡を設置し短い継手で枡に排出させる。
排水口に合うサイズを探すのに苦労したが、たまたまジャストフィットの物が見つかった。
念のため隙間はコーキングで埋めることにした。
雨水枡間のパイプに水を流してテストする。
写真では雨水管が露出していますが、この上にもたっぷりと砕石を投入。
最後に水はけの良い土を被せて完成。
→庭の水はけ対策(1)雨水枡の設置
(その後)H26.8
雨が降るたびに雨水枡の蓋を開けて観察していましたが、普段の雨程度では地中に染み込むようで、パイプから水が放出されることはありませんでした。H26.8.9台風11号が兵庫県を直撃し集中的な豪雨、久々に庭に薄らと水が浮かびました。少し雨脚が弱まったのを見計らって雨水枡の蓋を開けてみると、相当な勢いで雨水が排出されています。
雨が止んで地表の水はすぐに消えましたが、丸一日以上の間、塩ビパイプと透水管から水が排出され続け、今回の施工が有効であったことが確認できました。施工前は庭が長時間に渡り池のように水を満たしていましたが、透水管・擁壁からの塩ビパイプの効果は絶大。
https://www.youtube.com/watch?v=JT3dhTs8ASE
同じく庭の雨水排水で困っています。
うちの場合は擁壁に水抜き穴がなくて擁壁の継ぎ目から漏水しています。
この擁壁はうちの資産ではないので完全なる被害者ですが
そうも言っておられずDIYで対策中です。
ゲリラ豪雨が降れば水道ひねったくらいの水量が擁壁の割れ目から出てきますw
細長い土地で公共の雨水まで遠く、浅いので勾配も厳しい感じです。
擁壁沿に側溝を入れて最寄りの雨水マスに接続予定です。
擁壁の継ぎ目を試しに止水モルタルで埋めてみましたが
確かにその部分は止まったものの、他から出てきましたw
水浸しも考慮して雨水マスのレベルを下げて集水マスも兼ねる予定となっています。
状況が似ていたので参考にさせていただきました。
透水管も入れたいのですが何せ勾配が厳しいので難しい感じです。
その後、詰まったりしていませんか?
コメントをいただき、ありがとうございます。
隣の擁壁からの雨水は悩ましいですね。
我が家も豪雨後は長時間に渡り擁壁から水が出てきて、そのせいで庭が水浸しでしたが、擁壁からの雨水は塩ビパイプで雨水槽まで取り廻したので、上手く排水できているようです。
ただし、庭に降った雨は透水菅からの排水となりますが、庭に水が溜まることは無いものの、透水菅経由での排水が弱くなっているように感じます。
多少詰まってきているのかもしれません。
何年も持てば効果は十分ですね。
うちも透水管したかったのですが、勾配が無理すぎて
擁壁からの水は側溝で受けるしかないんです。
庭に水勾配をつけて表面排水でその側溝に持って行こうかなと思います。
雨の7割は表面排水らしいので、効果あるといいのですが。
擁壁に水抜き穴ないなんて信じられないです。
あれば同じようにして配管繋ぎたかったんですけどね。